宿泊予約：田中優衣さん

一つの場所に集まる世界と出会い、自分の可能性を広げる

大学では語学を学び、将来はその力を活かせる仕事をしたいと考えていました。就職活動ではエアライン業界も視野に入れていましたが、一つの場所に国内外から多くの方が訪れる、多様な出会いに日常的に触れられる”ホテル”に魅力を感じて入社を決めました。 実際に入社してみると、お客様の国籍や年齢、訪れる目的もさまざまで、毎日が新鮮な学びの連続でした。新卒入社後はエグゼクティブラウンジを担当し、その後、宿泊予約の部署へ。今は予約対応を中心に、プランのご提案など業務の幅も広がり、自分の視野や対応力が少しずつ広がっていると感じます。

大切な1日をより特別にする演出を手がけることも

記念日やプロポーズなど、お客様にとって“特別な一日”をお手伝いする機会が多いのが、この仕事の魅力のひとつです。当ホテルはロケーションも良く、大切な時間を過ごす場所として選んでいただくことが多いです。大切なプロポーズの計画でご相談を受けたときのことは印象に残っていますね。お話を聞き、バラの花を使った演出を提案したところ、「いいですね、それでいきましょう」と言っていただき、後日「ありがとう」と声をかけてもらえたのは今でも覚えていますね。

海外からのお客様も多く、語学を活かしてご希望を伺ったり、特別な時間をサポートしたりする場面もあります。お客様一人ひとりと向き合いながら、一緒にその時間を作っていけることが、この仕事の大きな魅力だと感じています。

メンター制度もあり、部署を越えた支えも温かい職場

当ホテルには、入社直後の不安な時期を支えるメンター制度があり、配属後に他部門の先輩がメンターとしてついてくださり、月に一度の面談では業務の相談はもちろん、ちょっとした悩みやプライベートの話まで気軽にできる時間がありました。不安だった時期に、こうして話を聞いてもらえる場があったことは、とても心強かったのを覚えています。形式的な関係ではなく、今でも食堂などで声をかけてもらえるような温かいつながりが続いているのも嬉しいです。

一人ひとりの声が、働きやすい職場をつくっていく

当ホテルには、イベントの企画や制度・環境の改善に取り組む“委員会”があり、社員が主体となって活動しています。私もその一員として月に一度の活動に参加しており、より働きやすい職場づくりに向けた意見交換などを行っています。

年齢や立場に関係なく意見を出しやすい雰囲気があり、若手の意見が実際に制度の見直しにつながったこともあります。私自身も、自分の意見をきちんと聞いてもらえるのは嬉しいですし、みんなで職場をより良くしていこうという空気を感じます。

活動をきっかけに、他部署の方と集まってごはんを食べたり話したりと、仕事以外での交流も生まれています。普段の業務だけではなかなか関わらない人ともつながりができ、毎回いい刺激になっています。こうした取り組みが職場全体の雰囲気を明るくしていると感じます。